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2021年2月4日 2021年4月2日

自然葬とは?種類や費用相場を解説!樹木葬・海洋葬・宇宙葬など

自然葬は、お墓を持たない葬儀として人気を集めています。自然葬には、樹木葬や海洋葬から宇宙葬まで、他にも様々な種類があります。今回は、そんな自然葬について、その種類や必要となる費用の相場などをご紹介いたします。

そもそも自然葬とは?

自然葬とは、ご遺骨を山や海などの自然へ還す葬儀のことです。火葬が主流な日本において、自然葬は”遺骨”を供養する目的で行われることが一般的です。

自然葬5つの種類と費用相場

自然葬の種類説明費用相場
樹木葬墓石の代わりに木を植える葬儀。自然葬の中で最も人気だが、業者により内容が異なる。70万円
山林散骨遺骨を山や森へ撒く葬儀。取扱う業者が少なく、自己責任で行う方がほとんど。15万円
海洋葬(海洋散骨)遺骨を海へ撒く葬儀。樹木葬に次いで人気が高い。沿岸から離れた静かな海で最大8名ほどで行う。25万円
宇宙葬遺骨を宇宙へ撒く葬儀。数グラムの遺骨をロケットに載せて宇宙を永遠にさまよう。100万円
空中葬風船やヘリコプターで空から遺骨を撒く葬儀。海の上で行う必要がある。30万円

自然葬のメリット

自然葬には、主に樹木葬や海洋散骨などの種類がありますが、共通して以下のようなメリット・デメリットがあります。

自然葬は宗教を問わず行うことができる

葬儀の行い方は、宗教や宗派により大きく異なり、それぞれのしきたりがあります。反対に、自然葬は宗教宗派の垣根を越えて、故人様やご遺族の希望に近い方法で誰でも行うことが可能です。

自然葬は一般の葬儀より安い

一般的な葬儀の場合、以下のような費用が発生します。

  • お墓を建てる費用:150万円程度
  • 維持管理費:年間5千円~1万円程度
  • お布施:僧侶を呼ぶごとに5千円~30万円程度(行事や地域により変動)

一方で、自然葬は”お墓を必要としない葬儀”ですので、葬儀に多少の費用はかかるものの、お墓の維持に必要な管理費や僧侶へのお布施などを支払う必要がないケースが多いです。

お墓の跡継ぎ問題がなくなる

核家族化や少子高齢化が進むにつれて、お墓の跡継ぎが見つからず、かといって墓石を撤去する費用もなく困り果ててしまう方もいらっしゃいます。

跡継ぎのいないお墓はやがて無縁仏となり、誰のものかもわからない遺骨と一緒に処分されます。

自然そのものがお墓となりますので、気軽に手を合わせに行くこともできるでしょう。

自然葬のデメリット

遺骨を手元に戻せない

自然葬は、遺骨を自然へ還す葬儀ですので、自然葬が終わった後に遺骨を返してもらうことはできません。

遺骨の一部を手元供養品に納めて、残りの遺骨を自然葬として行う方法もあります。

自然葬で後悔しないためには、遺族間でよく相談をしてから行うことが大切です。

イメージと違う場合もある

宗教宗派のしきたりがある葬儀とは異なり、自然葬には決まった形がありません。そのため葬儀業者やプランによって、内容が様々です。

自然葬をしたのに、檀家にさせられて維持費がかかってしまう…なんてこともあります。

自然葬を行う場合は、依頼する業者をしっかりと選ぶようにするべきです。

まとめ

一般的な葬儀よりも低予算でオリジナルな葬儀ができる自然葬についてご紹介いたしました。”お墓が必要ない”という点が最大のメリットでありデメリットでもある自然葬ですが、核家族化・少子化が進む現代においては、ひとつの選択肢として有力な葬儀の方法です。

当社では海洋散骨と手元供養を定額で提供させていただいております。自然葬にご興味のある方、自分たちに合ったオリジナルな葬儀を行いたい方は、是非一度お気軽にご相談ください。